歯周病とは、お口の中のプラーク(歯垢)によって歯周組織が炎症を起こす病気です。
それが進行してしまうと顎の骨が溶け出して、いずれは歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病の恐ろしいところは、初期段階では自覚症状がほとんどないこと。
気付いたときには取り返しがつかなくなっていることも珍しくありません。
日本において歯を失う原因の1位が歯周病であることから考えても、注意が必要な病気なのです。
歯肉炎
歯肉の部分にだけ炎症が発生した段階です。歯肉が腫れて、歯と歯肉の間にある「歯周ポケット」にプラークが溜まりやすくなります。
■治療法
適切な歯磨きや歯科医院のクリーニングで治癒します。
軽度歯周炎
炎症が広がって、顎の骨が少し溶け出した段階です。歯周ポケットも深くなっていきます。
■治療法
適切な歯磨きと歯科医院でのメインテナンスが必要です。
中度歯周炎
顎の骨の破壊が進行して、歯がグラグラしてくる段階です。歯周ポケットの深さも4~6mmほどまで深くなります。
■治療法
歯科医院でのメインテナンスや薬による処置が必要です。
重度歯周炎
顎の骨の半分以上が破壊され、歯周ポケットが7mm以上の深さになる段階です。ここまで進行すると、歯はやがて抜け落ちてしまいます。
■治療法
外科手術による再生療法が必要です。また、歯が抜けてしまった場合は入れ歯やインプラントで補います。
歯周病の原因は、口腔内の細菌感染です。
この細菌によって顎の骨などが溶かされてしまうのですが、歯周病がどの程度進行しているのかを正確に判断するのは困難でした。
その判断を正確に行えるようにしたのが、歯科用CTです。
歯科用CTを活用すると、顎の骨の状態を3D画像で確認しながら治療ができるようになります。
そのため治療時に起こる問題点などの予測がつきやすく、安全性の高い治療が行えるのです。
新浦安歯科医院ではレーザー歯科治療を行っています。
レーザーには、切開の他に『鎮痛』、『殺菌』、『消毒』、『止血』、『消炎』など、実に多くの利点があります。
『レーザー歯科治療』は、この利点を応用した画期的な治療法です。
加えて麻酔や鎮痛剤の使用を減らせるので、妊娠中の方やアレルギー体質の方にも安心して治療ができるというメリットもあります。
▶ レーザーなら痛みが少なくなります。
レーザーは、歯肉の切開などでも「痛み」をほとんど感じない画期的な治療法です。
また、レーザーの照射で虫歯になりにくい強い歯になります。
▶ 歯を抜くことが少なくなります。
歯を抜くのは誰でもイヤですよね?
レーザー治療なら、抜歯しなくてはならなかった歯も残せる場合があります。
▶ 麻酔の必要が少なくなります。
レーザーは「痛み」が少ないため、初期の虫歯などは麻酔や鎮痛剤なしで治療できますから、
アレルギー体質や妊婦の方にも大変安心な治療法です。
▶ 歯周病・口内炎の治療にも効果的!
レーザーは強力な殺菌作用で痛みも出血も少なく治療できます。
また、口内炎もレーザー照射で簡単に治すことができます。
歯周病は「慢性病」です。
治療をしたからといって、完全に治るとは限りません。放置すると、すぐに再発してしまいます。
それを未然に防ぐ方法――それがメインテナンスです。
日ごろのケアに加えて歯科医院での定期的なメインテナンスを受けることで、常に清潔で快適な口内環境が維持できます。
歯周病を効果的に防ぐために、ぜひメンテナンスをお受けください。
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